吹奏楽 マーチング ダンシング

パフォーマンスで、感動を共有できることは、、、幸せだ

吹奏楽とロック

連載 吹奏楽とロック 11

私たちのバンドのメンバーは、三ヶ月後に全員が高校を卒業して、、、一人ひとりが、それぞれ、違う人生に向かって、違う道を歩んでいくことになる。 吹奏楽であれば、、、このタイミングで、練習の成果を発表することになる。。。 そういう発想以外はありえ…

連載 吹奏楽とロック 10

(今回のyoutube動画は、アニソン・ゲーソンに、したいと思う。。。) Dorothy - Gun In My Hand https://www.youtube.com/watch?v=8SGVRcJARxQ 秀才のベースギターは、、、音質も音程もしっかりしていて、音を外すようなミスがないので、気持ちがいいものだっ…

連載 吹奏楽とロック 9

知り合いから、また、メールがきた。 「ドラムの技術的なことは、案外知られていないので、吹部の少女達にもう少し教えてあげた方がいいよ。」 たしかに私も、日頃、気になっていることなので、今回の、前半は、そういう点を強調する方向でいきたいと思う。 …

連載 吹奏楽とロック 8

秀才は『ベースを、ちゃんと弾けない』と言ったが、、、私としては、腑に落ちない不自然なものを感じた。 それは、『ファンクラブ』の評価、、、 「秀才が、ベース、スゴいの知らなかったのか?」 ロック好きの奴らが『スゴい』と評価する場合、彼が、『スゴ…

連載 吹奏楽とロック 7

これからスタートするバンドでは、ギターを弾くことになったが、、、 そうであるならば、、、 今使っている、練習用のギターアンプでは使い物にならない。 そして、管楽器のサックスを頼んだのはいいが、ロックでは、、、サックスといえども、マイクとボーカ…

連載 吹奏楽とロック 6

昼休みになると、となりの秀才が昼食を誘いに来る。 学校内の食堂で話しながら食べるのだが、、、 話題は、やはり、いつもロックである。私達は二人とも、ロックの話題なら何時間でも話すことができた。それは、彼が楽器や演奏に詳しく、関心も強かったから…

連載 吹奏楽とロック 5

高校三年生の初夏になった。 私は、大学には行かずに、直接、就職する予定であったから、のんきな高校生活を送っていた。 この時代は、大学に進学する方が少数派であった。そして、私には、進学コースの受験生の姿が気の毒に見えていた。 当時は、『就活』な…

連載 吹奏楽とロック 4

エレキギターを購入した。 安物ではあるが、、、 私が、今まで、自分のお金で買い物をした中では、桁違いの高額であった。最初のバイト代の80%が消えた。 楽器を手にいれたので、、、 早速、基礎練習である。私は、ギターを弾いたことがなかった。一度も。…

連載 吹奏楽とロック 3

突然、、、 親戚のおじさんがオーディオをもってきた! 当時の、、、 高卒の初任給より高いという代物である。 引っ越しをするので邪魔なのだそうだ。 「音楽をやっているなら使うだろうと思って、持ってきたよ。」 聴いている時間がない。 何てことは言わな…

連載 吹奏楽とロック 2

ロックが『怒り。抵抗。』だという、意外なコメントで、私はロックに好奇心をそそられた。時間に余裕が出来たらロックを聴いてみて、、、 ロックとは何かを見極めてみたいと思った。 しかし、我々一年生に、そんな時間も余裕も、あるわけがなかった。毎日、6…

連載 吹奏楽とロック 1

コンクール狙いに特化された吹奏楽部。。。 私は、その高校に入学した。 特化するということは、、、 他のことは、テキトーにやっておく、、、ということだ。 よその高校のことは知らないが、私のいた「特化」された吹奏楽部は、コンクール以外はテキトーだ…